知らなかった日系軍人さんの功績

2018年2月 沖縄、大阪、東京。そしてホノルルの旅


知らなかった日系軍人さんの功績

アラモアナセンターとワイキキビーチのほぼ間にある、フォート・デルーシ陸軍博物館。館内は無料で見学できるので、展示されているものに時間をかけて学ばせて貰いました。

中ほどに進むと、日本人の名前がついた軍人さんが大きく取り上げられていました。エリック・シンセキ将軍です。動画でも紹介されていました。

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シンセキと言うのは日本語ですが、親戚のことではなく、新関という名字のことで、ハワイ・オアフ島の北西に位置するカウアイ島でお生まれになった日系3世の方のことです。

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実はこの方、とんでもなく偉い人だったのです。アメリカ陸軍の最も高いポストに、日系人として初めて就任し、更にブッシュ、オバマ政権の重要な閣僚として活躍したというではないですか。

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ベトナム戦争で地雷により足の一部を無くしたのにもかかわらず、不屈の精神でアメリカ軍や政府に大きな貢献をした方が、2018年の今もご存命のようです。


日系の皆さんが、先の大戦では敵国であったアメリカ軍の中でも重要な地位を確立していたというのは、素朴に素晴らしいことだと思いました。

僕の中では、先の大戦などは現代史の一部で、好む好まざるにかかわらず、知っていなければならないと思っているのですが、この日系の人たちが今までの戦争の中で、このように貢献していたということはまったく無知のままでした…。


更に展示物を見て歩くと、日系の軍人さんがたくさん顕彰されていました。

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日系のアメリカ軍人さんの話で有名(らしい)なことは、まだあります。442部隊のことです。
正確には第442連隊戦闘団といい、日系の人たちで組織された部隊で、1944年、アメリカ軍のテキサス大隊がドイツ軍に包囲され、救出困難と見放され始めていたところ、ルーズベルト大統領からの救出命令により、熾烈極まる激戦の結果、救出に成功しました。

大隊の211名を救出するために、216人が戦死し、600人以上が手足を失う等の重傷を負いました。

救出直後、442部隊とテキサス大隊は抱き合って喜んだのですが、テキサス大隊の少佐が軽い気持ちで「ジャップ部隊なのか」と言ったため、第442部隊の少尉が「俺たちはアメリカ陸軍442部隊だ。言い直せ!」と激怒して掴みかかり、少佐は謝罪して敬礼したという逸話が残されています。この戦闘は、後にアメリカ陸軍の十大戦闘に数えられるようになりました

最強の部隊として、アメリカ合衆国史上もっとも多くの勲章を受けた部隊としても知られているそうです

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実は、ホノルル空港の名前になっている、ダニエル・イノウエさんも上院議長代行という重責を担ったばかりでなく、442部隊の一員でもあったのです。

太平洋戦争が始まったとき、17歳だった彼は軍に志願しましたが、敵国人として拒否されました。オール日系二世の第442連隊や第100歩兵部隊が結成されたとき、迷わず志願しました。

1945年4月21日、イタリアに進軍中、腕と腹を撃たれましたが、果敢に敵に立ち向かい、片手だけで戦果をあげました。こうした勇敢な功績により、イノウエは殊勲十字章を受章し、2000年には名誉勲章に格上げされました。しかし、腕を失ったことで医者になる夢は断念せざるをえず、代わりに政治の世界に入って、ハワイ議会から民主党上院議員になりました。2010年には、大統領継承順位第三位である上院議長代行に選出されます。

現代にも日系の軍人さんがいます。先の太平洋軍司令長官のハリー・ハリス大将も日系の方で、海軍最高位に就任した初めての日系人です。先ごろトランプ君のお達しにより、韓国のアメリカ大使に就任したそうです。この方は僕とほぼ同年代です(笑)

442部隊やダニエル・イノウエのことについては、ウイキペディアを参考にしています。


つづく  マハロ!


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非公開コメント

良い話です。
ただ、こういう話を大きく話ことがなかなかできない昨今(^◇^;)

Re: タイトルなし

うあんさん

コメントありがとうございました。

> 良い話です。
> ただ、こういう話を大きく話ことがなかなかできない昨今(^◇^;)

ありがとうございます。
全然知らなかったことでした。
ブログの記事にしましたが、
それを知ることができただけでいいと思いました。
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サラリーマンを早期退職し、リタイアメントビザでバンコクに住んでいます。仕事の関係上ほぼ毎月帰国しています。

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